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バリ2017 五日目 サーフボード折ってコンタクト3枚なくした日

バリ五日目

波でかくなーい、ちょっとー・・・。
私出来んのか、これ。。

とりあえず、いつもサーフボードを置かせてもらっている場所がスタバ&ピザハットの前あたりで、そこから海を眺めて正面より少し左のあたりでやり始めて、だんだん右に移動したり、、みたいなことが多かったし、
波によっては、少し右でやっていたのだけど、今日に限っては、その辺りはもう誰も入っていない。

人が入っているのはハーフウェイのあたりだけ。

あそこまで行けばたとえアウトサイドに出なくても、インサイドでも楽しめそうだし、スープで練習してる初心者もいれば、エントリーしている人もいっぱいいる。

うん、、このへんならまあ、なんとかなるかな?

アウトに出る気はあんまりなくて、、でもアウトに出るのが不可能なほどでもなくて、、まあインサイドに乗れる波が来たらそれで練習でもいいし、、、とか言ってる間にアウトにたまに出れちゃうんだよね。

でも波はそこそこ大きくてパワーがあるからか、そこまで傾斜が強くないのか、なぜかとても乗りやすい。

ロングライドができる。

意外と楽しいな・・・ドルフィンの繰り返しで大変だし、スープにハマることもあるけど。。

そう、結局スープに嵌まり続けるのがいやだから、それから逃れようとしてるとアウトサイドまで出るハメになるんだよね、とあとで気づいた。

で、なんだかんだとアウトに出てしまい、、とはいえ、最前線には行かず、少しインサイドよりにいた時に私のところにいい波がきて、ゲットできた!
しかもちゃんと波の高いところで立てたし、やったね!ということで左に進み始めたところで、進行方向に人がいる。

でも避けられなくはない、その人潜ったし、なんとか進路を少しそらせて行けば・・・みたいな状況でワイプアウトした。

人に気を取られてバランスを崩したのかな・・と思ったんだけど、、。

で、波がら出て、Are you OK?と聞いたら、そのおっさんはなんとなくムッとした感じで、フンって感じで、そのまま沖に出ていった。

なんだこいつーっと思ったけど、まあ大丈夫なようなので、私もパドルで沖に向かうかと思って、パドルを開始してギョッとする。

頭がない。

そんな感じの衝撃。

彼氏の腕に抱きついて、ふと顔を見たら頭がありませんでした。。的なホラー映画的な衝撃。

まあでもそういう展開って、カマイタチとかで頭がバッサリ一瞬のうちでいってて・・みたいなのでしょ。

サーフボードもそんな感じ。

いつ何が起きたのかわからなくて呆然。

ノーズ40cmくらいのところがめりっといってる感じ。

事態を認識した直後、インサイドからゲットしてきた日本人の人に日本語で何か言われたので、「折れました」という見ればわかるよ、という報告。

「リップにやられちゃいましたかー、ノーズあそこにありますよ」

見ると、離れ離れになったノーズがぷかぷかと数メートルインサイドを漂っている。

初心者の私は、「リップにやられる」というのがどういうことなのかちんぷんかんぷんな上に、何が起きたのかわからないので、

「何が起きたのかわかりません・・・」

という趣旨のことを言いながら、とりあえずはてなマークでいっぱいの頭を抱えながら、岸を目指すことに。

結構アウトに出て来てしまっていたので、岸まで50m、いや100mくらいあったかな。

戻れるんだろうか・・いやでもボディボードみたいなもんだもんな、大丈夫、これはボディボード・・っていうことで、ボディボード状態でスープに乗って帰ってきた。

ノーズはローカルサーファーが拾ってくれていて、持って岸で私が帰り着くのを待っててくれていた。

ノーズあってもどうなんだろう。と思ってたけど、ここらではそれをまたくっつけてレンタルするみたいだから、あってよかった。

で、そのあといろんな人にいろんなことを言われたり、励ましてもらったり、知恵をもらったりしながら、いくら請求されるのか怯えながらサーフショップに行ったら、
まず言われたのは、替えのボードこれでどう?っていうこと。

え?
リペアフィーは?

もしかしてボロいからなくていいとか??

と一瞬期待したけど、金の話は慎重に・・というのが彼らの方針だったようで、後から500000ルピーと言われた。
4000円。。

実はビーチで私は知恵をつけられていた。
老練のおっさんビーチボーイ二人が、

 

いいか、これは400000ルピアだ。
このボードはすでに一度中央部分で真っ二つになっているボロだ。
ログボードだったら60万請求するけど、これはボロなショート。
相場は40だ。
45でも高い。
もしも50マンだとか60マンだとか言ってきたら、奴らはぼっている。
俺が言ったっていうなよ。

ということだったので、見事に高く言われている。
まあでも、2倍3倍ぼってくるバリにおいては法外なぼり方ではないとも言えるけども。

というわけで、一応40でいい?とか言ってみたけど、通じず、泣き落としでちょっとだけ負けてよ、と言ったら
475000というので、それで渋々払ってきた。

 

さてサーフボードが折れた原因はなんだったんだろう?

いろんな人に聞かれて、わからないと言いながら状況を説明していたんだけど。

おそらくはやっぱり「リップにやられた」っていうことなんだと思う。

もしかしたらそう言った人は、真後ろにいて見ていたのかもしれないしね。

つまり乗ってまだ数メートル、数秒くらいしか横に進んでいないところで、ダンパーに追いつかれて、ダンパー波がノーズにギロチンのようにヒットしたのではないか。

という予想。

もしくは考えられるのは、急な人の出現にうわってなってバランスを崩して変な感じでワイプアウトして、そのワイプアウト後にボードが波にもみくちゃにされて折れたか。

でもそこそこのアウトで全く淺くもなかったし、折れるほどもみくちゃにされたら、私本体だって結構激しく巻かれるんじゃないかと思うんだけど、ワイプアウトのダメージは全く感じなかったんだよね。

ただ人に当たっちゃったかも?という焦りはあったけど。。

もしくは実は人にヒットしてたりして。。
おっさんは前乗りした訳ではなく、波待ちしてただけなので、当たったとしても私が悪いんだけど、私のサーフボードが折れたのをみて面倒に巻き込まれるのがいやで、アウトに逃げたんだったりして。

そしてその衝撃で折れた?

でもそれにしてはおっさんは元気そうだったし、当たった感覚はなかった。。

とりあえずびっくりだったのは、私は何一つ特別な衝撃を感じなかったこと。

いつ折れたのか正確にわからない。

ただ、強いていうならワイプアウトする時、なんとなく失速するような沈没するような感じだったんだよね。

まだ全然走っていけそうだったし、波的に失速してしまうような感じの波でもなかったと思う。

そして波でサーフボードが折れるってどういうことなのかな、と波によってサーフボードが折れた瞬間の動画をいくつか見たけど、ほんとあっけなくスコンと折れてる。

やっぱりこれかもと思った。

サーフボードが折れるといえば、浅いところでワイプアウトして巻かれるか、また浅いところで強烈なノーズダイビングをするか、、、とにかく海底に叩きつけられて折れる系だと思ってた。
もしくはエアーとかしてる人だったらね、着地の時に変な角度でサーフボードが波に叩きつけられて・・・とかはあるかと思ってたけど。

ショアブレイクの危険を思い知り、浅瀬には決して近づきません、、な私のサーフボードが折れるなんて。
しかもパーリングしたならまだしも、普通に横に走ってただけで折れるなんてびっくり。

でもバリだからな。
バリの波なら普通にあることのようだ。

そして今日はなんと海中でコンタクトレンズを3枚無くした。

これまたびっくり。
ドルフィン中は目を開いていた方がいい、というのをどこかで読んで、目を開く習慣がついたせいだと思うんだけど、まず最初、両目ともコンタクトレンズがなくなっていてびっくり。
さらにコンタクトレンズを入れ直して、入水したんだけど、またすぐ左目のコンタクトレンズが外れてしまった。

今まで海でコンタクトレンズを無くしたことがないのは、目を開けてドルフィンをすることがなかったからだろうか。

コンタクトレンズの人ってどうやって波乗りしてるんだろうか。
ドルフィンの時に目を開けないのか?

そこが目下の私の疑問。

→その後調べたら、やっぱりコンタクトの人は目を開けないんだって。なんだよ。

 

あとドルフィンの時に板をもつ位置が前すぎるのか、ノーズは沈むけど、テールがうまく沈んでない気がするので、手の位置を今日は気をつけてみよう。

また波が今日のような日は、スープでもみんなすごーく深く潜っている。
私はまだあんなに深く潜れてないなー。
腕が伸びきるまで潜れていないことも多い。

ちょっと横にずらすと上がりやすいよ・・と聞いたけど、上がれなくて困ることはなく、だいたい足で蹴るとその衝撃で足が外れてしまい、キックしてすぐ浮上という感じになってしまう。

明日も波は大きそうだけどドルフィンの練習と思って頑張りましょう。
でもそろそろ波にもちゃんと乗りたいけど・・サーフボードがまた小さくなった。

今度はまともな綺麗なボード。
サイズも明記してある。

5’10″ * 18 5/8 * 2 1/4

だったかな。
とにかく幅が19をきっているというのが、だいぶやばい気はするんだけど、そのぶん昨日までの板より多少厚みがあるような気がする。
多少ですけど。
あと長さは昨日までは5’8″だったので、すこーし長くなってるけど、体感的にはそこは変わらないんじゃないかな。

あと気になったのは、ドルフィンの時に、浮上してくると、お腹がガツンとサーフボードに当たるので、少し痛い。
明日はお腹に厚みがある方のラッシュガードを着よう。

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